Riff

Month 2 — スラップからファンクへ、クラシック・ファンクのグルーヴを録音する30日 · 6週目

ハンマリングオン — 一度弾いて二つの音

約50分

理論 · 解説

6週目です! 先週までスラップはリズムでした。今週はそこにメロディを乗せます。その始まりがハンマリングオンです。サム(親指)で一音を弾いたあと、左手の指で次のフレットを強く叩けば — もう一度弾かなくても二つ目の音が鳴ります。まさに一度弾いて二つの音です。

今日の二つの音は開放E(4弦)とG(4弦3フレット)です。Eはペンタトニックのルート(R)、Gはb3ですね。サムでEを「ドゥン」と弾き、すぐに左手の薬指で3フレットをハンマーのように打ち下ろします。このとき指はフレットのすぐ後ろを正確に、そして素早く押さえてこそ二つ目の音がはっきりします。ゆっくり押さえると音がぐにゃっと潰れます。

コツは指の力ではなく打つ決断力です。指を少し持ち上げてからフレットの後ろを狙ってトンと落とします。BPM 75でゆっくり始め、二つ目の音Gが最初の音E同じくらいはっきり聞こえるかだけに集中します。音が小さければもっと決然と、潰れればフレットにもっと近くです。この小さな左手の動き一つがスラップにレガートの滑らかさを加えます。硬かった打撃が今や音と音をつなぐメロディになり始めます。

5弦なら音も手の形も4弦と同じです。低音Bは親指で覆って寝かせておき、ハンマリングオンの感覚だけを手に刻みます。今日サム+ハンマー、二つの音がはっきりすれば、明日はその逆のプルオフを学びます。まず手の居場所を指板に押さえます — ルートEとb3のG、今日の二つの音は全部ここから出ます。

1234GDAERb3
Hammer-on home (E-G) — R and b3 — 4-string

4弦。 下が開放E(サム)、3フレットがG(ハンマー)。今日の二つの音はこの二か所から出ます。

1234GDAEBRb3
Hammer-on home (E-G) — R and b3 — 5-string

5弦。 手の形は4弦と同じです。低音Bは親指で覆っておきます。

目で見る

今日はハンマリングオンを一つ体に刻みます。まずサムパルスで手を温めてから、サム+ハンマー、二つの音を反復します。各例は4弦・5弦の二つのバージョンです。

まずはサムパルス開放Eを4分音符でしっかり弾き、ハンマリングオンを乗せる居場所(表拍)を先に押さえます。

= 751TRTRTRTR0000
Thumb quarter-note pulse (E) — 4-string

BPM 75、4弦。 四つの表拍がハンマリングオンの乗る柱です。

= 751TRTRTRTR0000
Thumb quarter-note pulse (E) — 5-string

5弦。 音は4弦と同じです。低音Bは親指で寝かせておきます。

さあ表拍ごとにハンマリングオンを乗せます。サム+ハンマーです。サムでEを弾いたあとすぐにGを叩き、一拍で二つの音を出します。

= 751TRHb3TRHb3TRHb3TRHb303030303
Thumb + hammer-on pairs (E-G) — 4-string

BPM 75、4弦。 サムで弾いたEから左手がGを叩いて一度に二つの音。二つの音の大きさが揃っていなければなりません。

= 751TRHb3TRHb3TRHb3TRHb303030303
Thumb + hammer-on pairs (E-G) — 5-string

5弦。 音と場所は4弦と同じです。低音Bが漏れないよう親指で覆っておきます。

今日の練習

0〜10分 · ウォームアップ 先週の16分サムをBPM 60で軽く流して手を目覚めさせます。今日は左手をハンマリングオンの構えで先に準備しておきます。

10〜20分 · 頭のトレーニング 下のようにとてもゆっくり、サムで弾いたEにハンマリングオンGを乗せます。1小節はサムのみ、2小節はハンマリングオンです。

= 601TRTRTRTRTRHb3TRHb300000303
Thumb + hammer-on, slow (E-G) — 4-string

BPM 60、4弦。 1小節サムパルス、2小節ハンマリングオン。二つ目の音Gがはっきりしているか耳で確認します。

= 601TRTRTRTRTRHb3TRHb300000303
Thumb + hammer-on, slow (E-G) — 5-string

5弦。 音と場所は4弦と同じです。低音Bは親指の側面で覆っておきます。

20〜40分 · 実践 サム+ハンマー、二つの音BPM 75で反復します。二つ目の音が潰れたらテンポを落としてハンマーの決断力から生かします。4弦で覚えたあと5弦でも同じ二つの音を確認します。

40〜50分 · 録音・フィードバック 30秒録音してハンマリングオンの音が最初の音と同じくらいはっきりしているか聴いてみます。今日の安定したBPMも書いておきます。

今日の完了基準: 開放Eをサムで弾いたあとハンマリングオンでGをつなぎ、一度弾いて二つの音をBPM 75ではっきり出せる。

今日学んだハンマリングオンをBPM 85で少し押して、速くなっても二つ目の音が生きているか確認します。

= 851TRHb3TRHb3TRHb3TRHb303030303
Thumb + hammer-on speed check (E-G) — 4-string

BPM 85、4弦。 少し速くなってもハンマリングオンGがはっきり生きているか確認します。

= 851TRHb3TRHb3TRHb3TRHb303030303
Thumb + hammer-on speed check (E-G) — 5-string

5弦。 音と場所は4弦と同じです。低音Bは常に親指で覆っておきます。

  • ハンマーが弱い。 指を少し持ち上げてからフレットの後ろを狙ってトンと落とします。力ではなく速さです。
  • 最初の音が死ぬ。 ハンマーを気にしてサムが弱くなりやすいです。サムもはっきり弾いて二つの音の大きさを揃えます。
  • フレットから遠い。 フレットから遠くを押さえると音が潰れます。フレットのすぐ後ろを狙います。
  • 低音Bの油断(5弦)。 ハンマーに没頭してBが鳴りやすいです。親指の側面で常にBを覆っておきます。