理論 · 解説
昨日はハンマリングオンで上へ上がりましたね(E→G)。今日はその逆です。押さえていた指を弾き下ろせば低い音がひとりでに鳴ります — これがプルオフです。やはり一度弾いて二つの音、ただし方向は下へです。
今日の二つの音はG(4弦3フレット、b3)と開放E(4弦、R)です。左手の薬指で3フレットのGを押さえサムで弾いたあと、その指を少し下へ弾くように離します。ただ上へ持ち上げるのではなく、弦を少し引っかけて引いてから放す感覚です。そうしてこそ開放Eがひとりでに鳴ります。
コツは指先で弦を引っかけて取ることです。ただ上へ持ち上げると音が出ません。BPM 75でゆっくり始め、弾き下ろしたEが最初の音Gと同じくらいはっきりしているかに集中します。開放弦なので響きが長く、次の拍で少し寝かせてリズムを守ります。この弾き一つでスラップに下へ流れる旋律が生まれます。昨日のハンマリングオンが上がるメロディなら、今日のプルオフは下りるメロディです。
5弦なら音も手の形も4弦と同じです。低音Bは親指で覆って寝かせておき、プルオフの感覚だけを手に刻みます。今日クリーンなプルオフがつかめれば、明日はハンマリングオンとプルオフをペンタトニックの上で一つに編みます。二つの技法が手に馴染めば、スラップはもうリズム伴奏だけにとどまりません — フレット手が作る小さな旋律がグルーヴの上に歌を乗せるからです。まず二つの音の居場所を指板に押さえます — b3のGとルートEです。
▶ 4弦。 3フレットG(押さえて弾く)、下が開放E(プルオフ)。指を弾いて上から下へ下ります。
▶ 5弦。 手の形は4弦と同じです。低音Bは親指で覆っておきます。
目で見る
今日はプルオフを一つ体に刻みます。まずGパルスで押さえる手を温めてから、サム+プルオフ、二つの音を反復します。各例は4弦・5弦の二つのバージョンです。
まずはGパルス。薬指で3フレットGを押さえ4分音符でしっかり弾き、プルオフの出発音を手に馴染ませます。
▶ BPM 75、4弦。 四つのGがプルオフの出発する柱です。
▶ 5弦。 音は4弦と同じです。低音Bは親指で寝かせておきます。
さあ弾いたGごとにプルオフをつけます。サム+プルオフです。3フレットを弾いたあと指を弾き下ろして開放Eを鳴らし、一拍で二つの音を出します。
▶ BPM 75、4弦。 弾いたGから指を弾いてEへ下ろして一度に二つの音。二つの音の大きさが揃っていなければなりません。
▶ 5弦。 音と場所は4弦と同じです。低音Bが漏れないよう親指で覆っておきます。
今日の練習
0〜10分 · ウォームアップ 昨日のハンマリングオンをBPM 60で軽く流して手を目覚めさせます。今日は左手をプルオフの構えで先に準備しておきます。
10〜20分 · 頭のトレーニング 下のようにとてもゆっくり、弾いたGから指を弾いてEへ下ろします。1小節はGのみ、2小節はプルオフです。
▶ BPM 60、4弦。 1小節Gパルス、2小節プルオフ。弾き下ろしたEがはっきりしているか耳で確認します。
▶ 5弦。 音と場所は4弦と同じです。低音Bは親指の側面で覆っておきます。
20〜40分 · 実践 サム+プルオフ、二つの音をBPM 75で反復します。二つ目の音が鳴らなければテンポを落として弦を引っかけて取る感覚から生かします。4弦で覚えたあと5弦でも同じ二つの音を確認します。
40〜50分 · 録音・フィードバック 30秒録音してプルオフの音が最初の音と同じくらいはっきりしているか聴いてみます。今日の安定したBPMも書いておきます。
今日の完了基準: 3フレットGをサムで弾いたあとプルオフで開放Eを鳴らし、一度弾いて二つの音をBPM 75ではっきり出せる。
今日学んだプルオフをBPM 85で少し押して、速くなっても二つ目の音が生きているか確認します。
▶ BPM 85、4弦。 少し速くなってもプルオフEがはっきり生きているか確認します。
▶ 5弦。 音と場所は4弦と同じです。低音Bは常に親指で覆っておきます。
- プルオフが弱い。 ただ指を持ち上げると音が出ません。弦を少し引っかけて引いてから放します。力ではなく引っかける角度です。
- 最初の音が死ぬ。 プルオフを気にしてサムが弱くなりやすいです。弾いたGもはっきり出して二つの音の大きさを揃えます。
- 響きが潰れる。 開放Eが長く残り次の拍と混ざりやすいです。次の拍で少し寝かせてリズムを守ります。
- 低音Bの油断(5弦)。 プルオフに没頭してBが鳴りやすいです。親指の側面で常にBを覆っておきます。