理論 · 解説
2日間、右手と左手を別々に起こしてきました。今日は右手を一段アップグレードします — これまで下へだけ弾いていたものに、下へ行ってからまた上へ掻き上げる動きを足すんです。これがオルタネイト・ピッキングです。
感覚はミシンです。針が下へコン、上へスッ、下へコン、上へスッ — この往復が8分音符に自然と噛み合います。ダウンは腕の重みで自然にストンと落ちますが、アップは手首を少し巻き戻して持ち上げる必要があります。この巻き戻す力が、今日新しく起こす筋肉です。最初はアップがぎこちないですが、数日でミシンのように勝手に往復するようになります。ダウンだけだと速くなるほど手が追いつきませんが、アップを混ぜれば手首が半分しか動かなくても倍の音が出せます。だから世界のほとんどの速いフレーズは、オルタネイトの上に立っているんです。
今日の落とし穴はたった1つ。最初はアップストロークがダウンより小さく弱く出ます — ごく正常です。上へ掻く筋肉をまだ使っていないだけですから。鏡の前で手首だけを見ながら弾くと、ダウンとアップの動きの大きさがどれだけ違うか目でつかめます。目と耳を一緒に使えば、バランスはずっと早くそろいます。だから今日は速さではなく、ダウンとアップの音量バランスだけをそろえます。これが合えば、スピードは後から勝手についてきます。
目で見る
下の2つの例はどちらもダウン・アップ・ダウン・アップを交互に使います。楽譜に矢印はありませんが、最初の音はダウン、次はアップ、と必ず交互に進むと考えてください。
例1 — 開放弦のオルタネイト。 6弦の開放を8分音符で。左手の心配なく、右手の往復だけに集中。
▶ BPM 65. ダウンとアップが同じ大きさに聞こえるかがすべてです。目を閉じて音だけ聴けば、どちらが小さいかすぐ分かります。
例2 — クロマチックのオルタネイト。 昨日の1-2-3-4をオルタネイトで2回。両手が初めて出会う瞬間です。
▶ BPM 65. 左手の指と右手のピックがぴったり同じタイミングで出会ってこそ音がはっきりします。ずれたら速度を下げて。
今日の練習
0〜7分・ウォームアップ 昨日のクロマチック1-2-3-4をダウンピッキングでBPM 60、手ならしに。左手の場所を先に体に刻み直します。
7〜17分・今日の技術 6弦の開放でダウン・アップだけをごくゆっくり。アップストロークがダウンと同じくらいはっきりかを耳で見張ります。
17〜27分・応用 例1(開放オルタネイト)をBPM 65で4回 → 慣れたら例2(クロマチック・オルタネイト)に進み、BPM 65で4回。両手のタイミングがずれたら、まず速度を下げます。
27〜30分・チェック 届いたBPMを書き留め、30秒録音してダウンとアップの音が区別がつかないほどそろっているか聴いてみましょう。
今日の完了基準: 6弦のオルタネイト8分音符を65で、ダウン・アップの音量をそろえて弾ける。
- アップストロークを雑に弾く。 上へ掻く音が小さいとリズムが跛行します。アップをダウンと同じくらいはっきり、が今日のすべて。
- 腕で往復する。 前腕を振るとすぐ疲れます。手首から出る小さな往復で。
- ピックの角度。 ピックを弦に深く突っ込みすぎるとアップで引っかかります。少し寝かせてかすめるように。
- 速度を先に上げる。 バランスが合わないまま速く弾くと悪い癖が固まります。65でそろえるのが先です。