理論 · 解説
二日間で16マスを埋め、配置してきました。今日はファンクの本当の秘密の材料を入れます — シンコペーション(当て込み)です。これまでアクセントはいつも表拍(1)におとなしく座っていましたね。シンコペーションはそのアクセントを少し前倒しして、格子の弱拍のマスに乗せることです。おとなしい格子が急に前へ転がり始めます。
なぜこれがグルーヴを作るのでしょう? 私たちの体は表拍を予想します。ところが音が予想より一マス早くぽんと飛び出すと、耳がびくっとして前へ引っ張られます。そのずれの緊張こそが「転がる」感覚です。ファンクやディスコのあのうずうずする味は、ほとんどこの押されたアクセントから生まれます。
今日はポップを「&」に前倒しします。 昨日はポップが拍の最後のマス(a)におとなしくありましたが、今日は三つ目のマス(「&」)へ一マス前倒しして弾きます。するとポップが表拍より先に入り、次の拍を押します。最初はぎこちないです — 手が何度も表拍へ戻ろうとするからです。口で「&」を強く数えながら、そのマスにポップをぴたっと刺します。BPM 65でとてもゆっくり、前倒しした場所を体に刻みます。
5弦なら音も手の形も4弦と同じです。低音Bは親指で寝かせておき、押されたアクセントの緊張だけを手に刻みます。今日シンコペーションが体に付けば、明日はこれを完成グルーヴに編んで16シンコスラップを作ります。さあ、予想される表拍の場所からまず指板で押さえます — ルートEとオクターブEです。
▶ 4弦。 下がルートE(サム)、上がオクターブE(ポップ)。今日はこのポップを一マス前倒しします。
▶ 5弦。 手の形は4弦と同じです。低音Bは親指で覆っておきます。
目で見る
今日はポップを前倒ししてシンコペーションを作ります。まず昨日の規則的な配置(ポップが「a」)を見直し、次に前倒しした配置(ポップが「&」)を並べて感じます。各例は4弦・5弦の二つのバージョンです。
まずは規則的な配置。ポップが各拍の最後のマス(a)におとなしく座っています。これが「予想される」場所です。
▶ BPM 70、4弦。 ポップ(a)が拍の終わりにおとなしく。この「予想される」場所を耳に入れておきます。
▶ 5弦。 音と配置は4弦と同じです。低音Bは親指で寝かせておきます。
さあポップを一マス前倒しします。 ポップが「&」(三つ目のマス)に来ると、表拍より先にぽんと飛び出して次の拍を押します。
▶ BPM 70、4弦。 1・3拍はポップが「&」へ前倒しされ、2・4拍はサムが「e」へ押されます。このずれがグルーヴです。
▶ 5弦。 音と配置は4弦と同じです。低音Bが漏れないよう親指で覆っておきます。
今日の練習
0〜10分 · ウォームアップ 昨日の規則的な配置をBPM 60で軽く流して手を目覚めさせます。今日はそのポップを一マス前倒しします。
10〜20分 · 頭のトレーニング 下のシンコグルーヴをBPM 65でとてもゆっくり回しながら、口で「&」を大きく数えます。ポップが表拍より先に入るのを目と耳で確認します。
▶ BPM 65、4弦。 とてもゆっくり。前倒ししたポップの一マス早い場所を体に刻みます。
▶ 5弦。 音と配置は4弦と同じです。低音Bは親指の側面で覆っておきます。
20〜40分 · 実践 シンコグルーヴをBPM 70で反復します。ポップが何度も「a」へ戻るなら、テンポを落として「&」にポップを固定します。4弦で覚えたあと5弦でも同じ前倒しを確認します。
40〜50分 · 録音・フィードバック 30秒録音して前へ押される感じが生きているか聴いてみます。規則的な配置と交互に聴くと違いがはっきり分かります。
今日の完了基準: ポップを「&」に前倒ししたシンコグルーヴをBPM 70で、ポップが表拍へ戻らず前へ押される感じで反復できる。
シンコペーションをBPM 80で少し押して、速くなってもポップが「&」に付いているか確認します。
▶ BPM 80、4弦。 少し速くなってもポップが「&」にぴたっと付いているか確認します。
▶ 5弦。 音と配置は4弦と同じです。低音Bは常に親指で覆っておきます。
- ポップが表拍へ戻る。 体が慣れた場所へ引っ張られます。口で「&」を大きく数えてそのマスを掴みます。
- 前倒ししようとして急ぐ。 前倒しを急ぐと拍全体が速くなります。前倒しするのはポップ一つだけ、残りの格子はそのままです。
- ゴーストが潰れる。 前倒しに集中して間のマスがぼやけます。音程のない「チッ」で格子を保ちます。
- 低音Bの油断(5弦)。 前倒しに夢中でBが鳴りやすいです。親指の側面で常にBを覆っておきます。