Riff

Month 2 — バウンス:16分をスウィングしゴーストで埋めてねばるグルーヴを録音する30日 · 6週目

バウンス・ルート・ライン — 余白で跳ねるネオソウルのルート

約50分

理論 · 解説

16分グリッドを立てたので、今日はその上にバウンス・ルート・ラインを乗せます。ネオソウルのベースは音をびっしり詰めるより、ルート一つをぽんと投げて余白を残す弾き方で跳ねます。今日の材料はたった一つ、開放Eのルートです。

カギは余白です。16分グリッドの上でルートを数マスだけ選んで弾き、残りのマスは休符で空けます。空けた場所があってこそ、弾いた場所がより際立って跳ねます。手が休む瞬間も、頭の中では「1・e・&・a」を数え続けるのがカギです。

そこにスウィング16を乗せるとラインが寝始めます。正拍で置いたルートを、後ろのマスに掛かった音だけ少し遅らせます。固かったルート・ラインが後ろへ寝る瞬間、ネオソウル特有のねばりが生まれます。音はそのまま、タイミングだけ変えます。

BPM 65で二つのラインを覚えます。一つは拍ごとにルートを投げる単純なバウンス、もう一つは余白を生かしたよりネオソウルらしいラインです。ルートが余白を置いて跳ねれば今日は成功です。4弦でも5弦でも運指は同じです。

目で見る

今日のビジュアル資料は二つです。まず拍ごとにルートを投げる単純なバウンスで余白を覚え、そのあと余白をもっと生かしたネオソウル・ルート・ラインへ進みます。各例は4弦・5弦の二バージョンです。

まず単純なバウンス・ルートです。開放Eを拍ごとに8分音符で「ドン」と投げ、残りの半拍は休符で空けます。

= 65Swing 16ths1RRRR0000
Bounce root (E) — 4-string

BPM 65、スウィング16。 拍ごとにルート一つ、そのあとは余白。休む半拍も心の中で数え続けます。5弦なら低音Bは寝かせておきます。

= 65Swing 16ths1RRRR0000
Bounce root (E) — 5-string

5弦。 音と位置は4弦と同じです。低音Bは親指で覆っておきます。

今度は余白をもっと生かしたネオソウル・ルート・ラインです。16分と休符を混ぜてルートが前後に少しずれて跳ねます。

= 65Swing 16ths1RRR000000
Neo-soul bounce root (E) — 4-string

BPM 65、スウィング16。 16分のルートと休符を混ぜてねばらせます。後ろのマスに掛かった音は少し遅らせます。5弦なら低音Bのミュートを保ちます。

= 65Swing 16ths1RRR000000
Neo-soul bounce root (E) — 5-string

5弦。 音と位置は4弦と同じです。低音Bは親指で覆っておきます。

今日の練習

0〜10分 · ウォームアップ 開放Eのルートを8分音符で「ドンドン」投げて手をほぐします。力を抜いて一音がきれいに鳴るか確認します。

10〜20分 · 頭のトレーニング 休符の場所でも「1・e・&・a」を数え続けます。弾いた場所と空いた場所がはっきり分かれるか確認します。

20〜40分 · 実践 単純なバウンス・ルートネオソウル・ルート・ラインをBPM 65で交互に練習します。4弦で覚えたあと5弦でも確認します。

40〜50分 · 録音 ネオソウル・ルート・ラインを録音して聴き返します。余白が生きてルートが跳ねるか点検します。

今日の完了基準: 16分グリッドの上に余白を置いたスウィング16バウンス・ルート・ラインを作り、4弦・5弦のどちらでも確認できる。

  • 余白に耐えられない。 空いたマスを音で埋めるとバウンスが消えます。休符もリズムの一部です。
  • 休むときに拍を見失う。 手が休んでもカウントは止めてはいけません。心の中で数え続けます。
  • 後ろのマスを引く。 スウィング16は遅らせるものです。後ろのマスに掛かった音を少し後ろへ寝かせます。
  • 低音Bの油断(5弦)。 一小節ずっと使わない低音Bは親指で覆っておきます。