Riff

Month 2 — バウンス:16分をスウィングしゴーストで埋めてねばるグルーヴを録音する30日 · 6週目

16分グリッド — 「1・e・&・a」とスウィング16パルス

約50分

理論 · 解説

先週でゴーストまで手に入れましたね。今週はそれをリズムの上に乗せる16分グリッドを立てます。1拍を4つに割った場所を「1・e・&・a」と数えます。ドラムのハイハットを1拍に4回刻むのと同じです。8分音符が1拍に2つなら、16分音符は1拍に4つです。

スウィング16は、この4マスのうち後ろのマスを少し遅らせる感覚です。きっちり刻んでいた16分の、後ろに来るマスだけほんの少し後ろへずらします。焦らず後ろのマスを寝かせると、ネオソウルとヒップホップ特有のねばるバウンスが生まれます。楽譜は正拍のまま書かれますが、手は後ろのマスを遅らせて転がします。

今日は音より数える感覚が先です。口で「イチ・エ・アンド・ア」とはっきり数えながら開放Eを1拍に4回叩きます。4マスが均等に聞こえるかをまず耳で確認します。そのあと、同じ場所で後ろのマスだけ少し遅らせてスウィング16の寝る感じを乗せます。

BPM 60で十分です。速さより、4マスを均等に数え、後ろのマスを余裕を持って遅らせるのが今日のすべてです。正拍グリッドとスウィング16パルス、この二つの違いが耳に聞こえれば今日は成功です。4弦でも5弦でも手のすることは同じなので、楽な楽器で始めます。

目で見る

今日のビジュアル資料は二つです。まず正拍の16分グリッドで4マスを均等に数え、そのあと同じ場所にスウィング16を乗せて後ろのマスが寝るパルスを感じます。各例は4弦・5弦の二バージョンです。

まず正拍の16分グリッドです。開放Eを1拍に4回、一小節に16回、均等に弾きます。

= 601RRRR0000000000000000
16th grid (E) — 4-string

BPM 60。 1拍を「イチ・エ・アンド・ア」の4マスに分けてきっちり。まず正拍で完全に均等にします。5弦なら低音Bは寝かせておきます。

= 601RRRR0000000000000000
16th grid (E) — 5-string

5弦。 音と位置は4弦と同じです。低音Bは親指で覆っておきます。

今度は同じグリッドにスウィング16を乗せます。楽譜はそのままですが、各拍の後ろのマスを少し遅らせて寝かせます。

= 60Swing 16ths1RRRR0000000000000000
16th grid swing (E) — 4-string

BPM 60、スウィング16。 音符は正拍と同じです。後ろのマスだけ少し後ろへずらしてねばらせます。5弦なら低音Bのミュートを保ちます。

= 60Swing 16ths1RRRR0000000000000000
16th grid swing (E) — 5-string

5弦。 音と位置は4弦と同じです。低音Bは親指で覆っておきます。

今日の練習

0〜10分 · ウォームアップ 右手のツーフィンガーを開放Eに軽く乗せて手をほぐします。1拍に4回、力を抜いて均等に弾く感覚をまず見つけます。

10〜20分 · 頭のトレーニング 口で「イチ・エ・アンド・ア」と数えながらとてもゆっくり辿り直します。4マスが本当に均等に分かれるかを耳で確認します。

20〜40分 · 実践 正拍の16分グリッドスウィング16パルスをBPM 60で交互に練習します。4弦で覚えたあと5弦でも確認します。

40〜50分 · 録音 正拍グリッドとスウィング16パルスをそれぞれ録音して並べて聴きます。後ろのマスが遅れて着地したか耳で点検します。

今日の完了基準: 1拍を「イチ・エ・アンド・ア」の4マスに均等に数え、後ろのマスを遅らせてスウィング16パルスを作り、4弦・5弦のどちらでも確認できる。

  • マスが不均等。 4マスが広がるとスウィング16がにじみます。まず正拍で完全に均等にしてから後ろのマスを遅らせます。
  • 後ろのマスを引きすぎる。 スウィング16は遅らせるもので、引くものではありません。前へ引くと急いで聞こえます。少し後ろへ寝かせます。
  • 速さを急ぐ。 BPM 60が揺れては意味がありません。遅くても均等が先です。
  • 低音Bの油断(5弦)。 一小節ずっと使わない低音Bは親指で覆っておきます。