Riff

Month 1 — ウォーキングの骨組み:コードトーンからFブルース12小節まで · 3週目

クロマチック接近 — 半音上・下から次のルートへ

約50分

理論 · 解説

3週目が始まりました。この2週間、私たちはコードトーンでウォーキングを歩く方法を身につけました — 各1拍目でコードに着地する感覚です。今週はウォーキングの本当の秘密を一つ学びます。それが最後の拍(4拍目)に置く接近音です。接近音とは、次のコードへ渡る直前に、飛び石のようにそっと置いておく一つの音です。

今日のテーマは最も強力な接近音、クロマチック接近です。方法はとてもシンプルです。次のコードのルートの半音上か半音下の音を4拍目に置くのです。たとえば次のコードがBbなら、半音上のB(3弦2フレット)か半音下のA(3弦開放)を4拍目に置きます。するとその音が次の小節の1拍目Bbへ滑るように吸い込まれます

なぜこれが効くのでしょう。半音は私たちの耳にとって最も近い距離です。半音隣の音が鳴ると、耳は次に来る目標音を先に期待します。だから接近音は次のコードを先に狙う矢印のような役目をします。コードトーンでなくても大丈夫です — 4拍目の接近音は通り過ぎる音なので、次の1拍目にきちんと着地しさえすれば、むしろラインを滑らかにします。

一つだけ覚えておきます。接近音は4拍目に、着地は次の1拍目に。この二つの拍の関係が今週ずっと続く核心です。今日は半音上半音下、二つの方向を手に馴染ませましょう。

まず次のコードBbを狙う三つの音をフレットボードで見ておきます — ルートとその両隣の半音です。

12345GDAEBbBA
Chromatic approach to Bb — 4-string

4弦。 次のルートBb(3弦1フレット)と、半音上のB(2フレット)・半音下のA(開放)です。

12345GDAEBBbBA
Chromatic approach to Bb — 5-string

5弦。 位置は4弦と同じです。低音Bは覆っておきます。

目で見る

では接近音を実際のラインに入れてみます。一つ目の例は半音上から、二つ目は半音下から次のルートBbへ入ります。どちらも4拍目に接近音、次の1拍目に着地です。すべての例は4弦・5弦の二つのバージョンです。

= 76Swing 8ths1R35BR5R1532131
Chromatic approach from above (B to Bb) — 4-string

BPM 76、4弦。 1〜3拍はF7コードトーン、4拍目B(3弦2フレット)がBbを半音上から狙います。次の1拍目にBbへ着地。

= 76Swing 8ths1R35BR5R1532131
Chromatic approach from above (B to Bb) — 5-string

BPM 76、5弦。 音と位置は4弦と同じです。低音Bは覆っておきます。

今度は逆に、半音下のAから上がってBbへ入ります。

= 76Swing 8ths1R35AR5R1530131
Chromatic approach from below (A to Bb) — 4-string

BPM 76、4弦。 4拍目A(3弦開放)がBbを半音下から狙います。下から半音押し上げて着地。

= 76Swing 8ths1R35AR5R1530131
Chromatic approach from below (A to Bb) — 5-string

BPM 76、5弦。 音と位置は4弦と同じです。

今日の練習

0〜10分 · ウォームアップ 2週目のF7→Bb7 アルペジオ・ウォーキングをBPM 72で一度歩きます。指先にウォーキングの感覚を呼び戻します。

10〜20分 · 頭のトレーニング 下の準備例で、接近音を一つだけ取り出して練習します。1小節4拍目のBから2小節の全音符Bbへゆっくり滑って着地する感覚を感じます。

= 66Swing 8ths1R35BR15321
Approach and land, slow (B to Bb) — 4-string

BPM 66、4弦。 4拍目Bが次の小節の全音符Bbへ吸い込まれます。とてもゆっくりその引き込みを感じます。

= 66Swing 8ths1R35BR15321
Approach and land, slow (B to Bb) — 5-string

BPM 66、5弦。 音と位置は4弦と同じです。

20〜40分 · 実践 上の二つの例(半音上・半音下)をBPM 76で交互に歩きます。4拍目の接近音が次の1拍目へ滑るか耳で確認します。4弦で覚えたあと、5弦でも確認します。

40〜50分 · 録音・フィードバック 30秒録音して、接近音が次のコードを自然に呼ぶか聴いてみます。半音上と半音下のどちらが気に入るかメモしておきます。

今日の完了基準: 次のコードのルートの半音上・半音下のクロマチック接近音を4拍目に置き、次の小節の1拍目に正確に着地しながら、4弦・5弦どちらも歩ける。

  • 接近音がコードトーンのように大きい。 4拍目の接近音は短く軽く、次の1拍目の着地音をより明確に鳴らします。接近音が主役になってはいけません。
  • 接近を早く置きすぎる。 接近音は必ず4拍目です。2〜3拍目に置くとコードトーンがぼやけ、着地が弱くなります。

Fへ戻るときの接近音も先に見ておきます。下はFを狙う半音下のE・半音上のF#です。

12345GDAEFF#E
Chromatic approach to F — 4-string

4弦。 F(4弦1フレット)と、半音上のF#(2フレット)・半音下のE(2弦2フレット)です。

12345GDAEBFF#E
Chromatic approach to F — 5-string

5弦。 位置は4弦と同じです。低音Bは覆っておきます。

  • 次のコードを先に狙う。 接近音の目的地は常に次のコードのルートです。ウォーキングが循環するとき、Fへ戻る小節でも同じ原理を使います。今日は半音上・下の二つの方向を手に馴染ませるだけでも大きな一歩です。