理論 · 解説
8週目の三日目、リハーサルです! 昨日作った二小節の曲を、今日は止まらずに反復して流します。8週間前は一小節も精いっぱいだったのに、いまや二小節を何周も回します。明日の録音を前に、今日は弾き通す力を育てます。
リハーサルの核心は止まらないことです。一音外しても手を止めず、次の拍へそのまま進みます。ステージではミスしても曲は流れ続けますから。今日は二小節をつなげて四小節(二周)を一気に弾き通してみます。ミスはリハーサルの友です。流れさえ守れば小さなミスは目立たないので、気楽に曲を最後まで流してみます。
BPM 85が目標です。最初はゆっくり始め、二周目が同じ大きさ・同じテンポで回るか見ます。二周目で力が抜けたり速くなったりしやすいので、最後まで同じ強さで押します。弾き通しに慣れたら三周、四周へ増やします。止まらずに回る弾き通しが、そのままステージの自信になります。
5弦でも手の形は4弦と同じです。低音Bは親指で覆っておき、流れが切れないことだけに気を配ります。5弦なら低音Bルートでもっと重い弾き通しも良いです。今日四小節を止まらずに回せれば、明日の録音がずっとラクになります。まず二小節が通る場所を指板でもう一度なぞります。
▶ 4弦。 毎周グルーブはR・8から、フィルはG弦のb3・4・5から出ます。場所は昨日と同じです。
▶ 5弦。 手の場所は4弦と同じです。低音Bは親指で覆っておきます。
目で見る
今日は曲を弾き通します! まず二小節の曲を一周なぞってから、四小節(二周)を止まらずに流します。各例は4弦・5弦の二つのバージョンです。
まずは二小節の曲一周。明日録音する曲をもう一度はっきり転がします。
▶ BPM 80、4弦。 明日残す二小節の曲。リハーサルの前に一度はっきりなぞります。
▶ 5弦。 音と移動は4弦と同じです。低音Bは親指で覆っておきます。
いま二周をつなげます。四小節を止まらずに、二周目も同じ強さで弾き通します。
▶ BPM 85、4弦。 二周を止まらずに。二周目も一周目のようにはっきり弾き通します。
▶ 5弦。 音と移動は4弦と同じです。低音Bは親指で覆っておきます。
今日の練習
0〜10分 · ウォームアップ 昨日の二小節の曲をBPM 60で軽く転がして手を目覚めさせます。今日はこれを止まらずに何周も回します。
10〜20分 · 頭のトレーニング 四小節の弾き通しを下のようにとてもゆっくり回しながら、二周が同じ大きさでつながるか手に刻みます。
▶ BPM 65、4弦。 とてもゆっくり。一周目と二周目が同じ大きさ・同じ場所で回るか確認します。
▶ 5弦。 音と移動は4弦と同じです。低音Bは親指の側面で覆っておきます。
20〜40分 · 実践 四小節の弾き通しをBPM 85で反復します。流れが切れたら止まらず次の拍へ進み、曲を最後まで流します。4弦で覚えたあと5弦でも確認します。
40〜50分 · 録音・フィードバック 四小節の弾き通しを30秒録音して二周が揺れずにつながるか聴いてみます。今日ラクだったBPMも書いておきます。
今日の完了基準: 二小節の曲を二周(四小節)つなげ、止まらずにBPM 85で弾き通せる。
四小節の弾き通しをBPM 90で少し押して、速くなっても二周が揺れないか確認します。
▶ BPM 90、4弦。 少し速くなっても二周が揺れずに最後まで弾き通せるか確認します。
▶ 5弦。 音と移動は4弦と同じです。低音Bは常に親指で覆っておきます。
- ミスで止まる。 一音外したくらいで手を止めるのはリハーサルではありません。そのまま次の拍へ進みます。
- 二周目が速くなる。 慣れた二周目で急ぎやすいです。一周目のテンポを最後まで守ります。
- 二周目が弱くなる。 力が抜けて音が細くなりやすいです。最後の音まで同じ強さで押します。
- 低音Bの油断(5弦)。 弾き通しに没頭してBが鳴りやすいです。親指の側面で常にBを覆っておきます。