Riff

Month 1 — シャッフル:8分をロング・ショートで転がし12小節シャッフル・ブルースを弾き切る30日 · 4週目

ダイナミクスとフィル — 表情のあるシャッフル

約50分

理論 · 解説

昨日ターンアラウンドで12小節の結び目が手に入りました。1か月前は一音でも精一杯だったのに、いまは4小節をなめらかに戻します。今日はその上に表情をつけます。同じ音を押さえても、強弱と小さなフィル一つでシャッフルはずっと生き生きします。

一つ目はダイナミクスです。すべての音を同じ強さで弾くとラインが平らになります。ルートは少し強く、通り過ぎるb7は少し弱く — この小さな差がロング-ショートの上にもう一つの結を足します。シャッフルの弾みが強弱の波と重なると、のっぺりしたラインが息をし始めます。

二つ目はフィルです。12小節の最後のB7小節、その最後の拍で小さな変奏を入れます。b7と6度を八つに刻んで弾ませて転がすと、曲がもう一度頭へ渡る扉が開きます。音は全部知っているブギーの階段の中にあるので、新しく覚えることはありません。

欲張りは禁物です。ダイナミクスもフィルもグルーヴを損なわない程度にほんの少しです。強さを与えすぎると拍が揺れ、フィルを入れすぎるとシャッフルが散らかります。5弦なら低音Bを寝かせたまま同じ表情を入れます。今日の目標は派手さではなく、表情のあるシャッフルです。

目で見る

今日は二つです。まずフィルが置かれる位置を指板で確認し、次にダイナミクスとフィルを乗せた表情のあるターンアラウンドを通過します。各例は4弦・5弦の二つのバージョンです。

まずフィルが置かれるB7小節です。最後の拍でb7と6度を八つに刻んで転がし、頭へ戻ります。

1234567GDAER56b7
B7 turnaround bar fill notes — 4-string

4弦。 B7ブギー(3弦2フレットルート)の四つの音です。このうちb7(2弦7フレット)と6度(6フレット)が最後の拍のフィルになります。

1234567GDAEBR56b7
B7 turnaround bar fill notes — 5-string

5弦。 位置は4弦と同じです。低音Bは親指で寝かせておきます。

今度はダイナミクスとフィルを乗せた表情のあるターンアラウンドです。ルートを少し強く、最後の小節の終わりでフィルで弾みながら渡ります。

= 70Swing 8ths1R56b7R56b7246702453R56b702454R56b7624676
Turnaround with fill B7-A7-E7-B7 — 4-string

BPM 70、シャッフル。 B7-A7-E7-B7の上で、ルートは強く、b7は弱く。最後のB7の終わりの拍でb7-6を八つに転がして頭へ繋ぎます。

= 70Swing 8ths1R56b7R56b7246702453R56b702454R56b7624676
Turnaround with fill B7-A7-E7-B7 — 5-string

5弦。 音と位置は4弦と同じです。低音Bは親指で覆っておきます。

今日の練習

0〜10分 · ウォームアップ 昨日覚えたターンアラウンドをBPM 60に転がして手をほぐします。4小節がなめらかに繋がるか確認します。

10〜20分 · 頭のトレーニング 同じターンアラウンドをルートだけ少し強く弾いてみます。強さの差が音に結を作るか耳で聴いて確認します。

20〜40分 · 実践 フィルを乗せたターンアラウンドBPM 70で反復します。最後の拍の八つのフィルが揺れないのが目標です。4弦で覚えたあと5弦でも確認します。

40〜50分 · 録音・フィードバック 30秒録音してダイナミクスとフィルが生きているか聴いてみます。今日到達したBPMも記録します。

今日の完了基準: ターンアラウンドにダイナミクスと最後の拍のフィルを乗せ、BPM 70で4弦・5弦のどちらでも表情豊かに転がせる。

  • 強さを与えすぎる。 ルートを強く弾こうとして拍が揺れやすいです。強さの差はほんの少しで十分です。
  • フィルで拍が遅れる。 八つに刻むとき後ろへ滑りがちです。フィルの二音もロング-ショートの結の中に置きます。
  • フィルを入れすぎる。 小節ごとにフィルを入れるとシャッフルが散らかります。フィルは最後のB7一か所だけにそっと置きます。
  • 低音Bの油断(5弦)。 表情に集中して使わない低音弦を見失いやすいです。Bは親指で覆っておきます。