Riff

Month 1 — ボイシング & ムーブメント · 2週目

11度と13度 — テンションの屋根

約50分

理論 · 解説

昨日は9度で色づけしました。今日はさらに高く登って 11度13度 に出会います。9・11・13はコードの上に積む テンションの屋根 です。同じコードでも、屋根にどのテンションを乗せるかで色がまるで変わります。11度 は4度を1オクターブ上げた音、13度 は6度を1オクターブ上げた音です。Dmでは 11度はG、Gコードでは 13度はE です。

今日の主役は 13度 です。先週手に馴染ませた G13 の屋根には、すでに13度(E)が乗っていました。のっぺりしたG7に13度を一つ乗せるだけで、温かく開けた音へパッと広がります。だから今日は G7 → G13 を並べて鳴らし、13度が加わると音がどう広がるかを耳でつかみます。

11度 はDm側で軽く味見だけします。Dm11 はDm9の屋根を11度(G)に変えた音で、もう少し広く開放的な色をくれます。今日は欲張らず、13度の開けた色をはっきり聞き分けることに集中します。まず Dm11 のグリップで11度の位置を目に焼きつけましょう。

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Dm11 grip — 11th on top

Dm11 — 屋根に 11度(G) を乗せました。1弦3フレット、4度をオクターブ上げた音です。

目で見る

さて今日の主役 G13 をもう一度見ます。屋根に乗った 13度(E) がこのコードの開けた色を作ります。2弦5フレット一つが、Gコードを大きく開いてくれます。

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G13 grip — 13th on top

G13 — R・b7・3に 13度(E) を屋根として乗せた音です。

13度の色をしっかり感じるには、13度のない G7 と並べて聞くのが一番です。2小節で13度が入る瞬間、音が一回り広がるのが聞こえます。

= 721G7G133343345
G7 - G13

BPM 72。 1小節G7、2小節に 13度(E) を屋根として乗せてG13。音が開ける瞬間を聞きます。

今日の練習

0〜10分 · ウォームアップ BPM 60。G7とG13を交互に押さえて手を温めます。2弦5フレット(13度)を入れたり外したりしてみます。

10〜20分 · 頭のトレーニング(13度の色を分ける) 音を出さず左手だけでG7 → G13を行き来します。13度(2弦) が乗るとき、手の形がどう広がるかを目で確認します。

20〜40分 · 実践ヴァンプ(BPM 72) 下の四小節を繰り返します。2小節はのっぺりしたG7、4小節はテンションが乗ったG13です。同じ場所で13度一つで色がパッと開ける瞬間を耳で追います。

= 721Dm9G7Dm9535533453554G133345
G7 vs G13 in the vamp

BPM 72。 Dm9 → G7 → Dm9 → G13。最後の小節で 13度 の開けた色が咲きます。

40〜50分 · 録音/セルフフィードバック(推奨) 30秒録音して聞き返します。G7とG13が別々の広さに聞こえるか確認します。

今日の完了基準: G7とG13を交互に鳴らし、13度が作る開けた色を耳で聞き分けられる。

13度 を扱うときによく出るミスだけを挙げます。

34567eBGDAER13
The 13th (E) — string 2 fret 5 on G

13度(E) は2弦5フレット。ルートから6度を1オクターブ上げた音です。

  • 13度が埋もれる。 2弦5フレットがはっきり鳴ってこそ開けた色が出ます。
  • 11度と13度が混ざる。 11 = 4度の場所(1弦3フレット)、13 = 6度の場所(2弦5フレット)と位置を分けて覚えます。
  • G7とG13が同じに聞こえる。 BPMを55に下げ、一コードずつ長く鳴らします。
  • 手がこわばる。 2弦の小指に力が集まったら、手首を少し下げます。