Riff

Month 1 — リズム:ブルースの体 · 4週目

12小節リハーサル — 止まらずにひと回り

約50分

理論 · 解説

今日はリハーサルです。ここ三日間で学んだ断片 — ブギー、ターンアラウンド、イントロ/エンディング — を12小節ひと回りにつなげて回す日です。新しい技はありません。目標はただ一つ、止まらずにひと回りを完走することです。

12小節ブルースの地図を広げてみましょう。AブルースはA7・D7・E7の三つのコードが決まった順で回る12マスの道です。1〜4小節はA7・D7・A7・A7、5〜8小節はD7・D7・A7・A7、9〜12小節は昨日までに身につけたターンアラウンドE7・D7・A7・E7です。前の八小節が物語を広げ、最後の四小節が結び目を作ってもう一度最初へ戻します。

リハーサルの核心はただ一つ、間違えても止まらないことです。一音外しても、コードが少し遅れても、流れを切らずに回し続けます。本番では、止まる瞬間がミスよりも大きく聞こえるからです。ですから今日は完璧さではなく「最後まで回ること」を目標にします。4週間前はコード一つ変えるのも大変だったのに、今は十二のマスを一つの流れで回ろうとしています。今日ひと回りを止まらず回れれば、明日の録音がずっと楽になります。

まず12小節全体の地図をコードで広げてみましょう。一小節に一コードずつです。

= 80Swing 8ths1A7D7A7A702020021202020020205D7D7A7A70212021202020020209E7D7A702010002120202012E7020100
12-bar blues in A — chord map

BPM 80、シャッフル。 12小節を一コードずつ全音符でなぞります。A7-D7-A7-A7 / D7-D7-A7-A7 / E7-D7-A7-E7、これがブルースの道です。

目で見る

今度は最後の四小節、ターンアラウンドをブギーでもう一度確認します。ここが12小節で一番ややこしい区間なので、別に手になじませておきます。

= 80Swing 8ths1020405040204050430204050402040504
Turnaround reference E7-D7-A7-E7

BPM 80、シャッフル。 E7-D7-A7-E7。9〜12小節をブギーで。最後のE7が再び1小節へつなぎます。

この四小節さえなめらかなら、12小節ひと回りはほぼ完成したも同然です。

今日の練習

0〜10分 · ウォームアップ BPM 65。A7ブギー一小節で手を温め、シャッフルを起こします。ロング・ショートが生きているかを足で確認します。

= 65Swing 8ths102040504
A7 boogie warmup — 1 bar

BPM 65、シャッフル。 A7ブギー一小節。今日の出発点です。

今度は12小節の前の四小節を続けて回してみます。A7 → D7 → A7 → A7の順です。

= 80Swing 8ths1020405040204050430204050402040504
12-bar blues — bars 1 to 4

BPM 80、シャッフル。 1〜4小節。クイックチェンジで2小節にD7が少し立ち寄り、A7へ戻ります。

10〜20分 · 頭のトレーニング(今日のターゲット=12小節の地図) 目を閉じて12小節の順を頭の中でひと回り描きます。コードが変わる場所を前もって思い浮かべます。

20〜40分 · 実践12小節全体(BPM 80) イントロなしで12小節を止まらずにひと回りします。間違えても流れを切らず回し続けます。

40〜50分 · 録音/セルフフィードバック(推奨) 12小節ひと回りを録音します:止まった所なく最後まで回れたか

今日の完了基準: 12小節全体を止まらずにひと回り、フルランスルーで回せる。

リハーサルでよく出るミスです。最も多いのは8小節から9小節、A7からE7へ跳ぶ瞬間です。

= 80Swing 8ths10204050402040504
Bar 8 A7 into bar 9 E7

BPM 80、シャッフル。 8小節のA7から9小節のE7へ。ここで手が一番大きく動くので、前もって準備します。

  • 8→9小節で止まる。 A7からE7へ跳ぶときによく切れます。ルート弦が5弦→6弦へ下がるのを前もって思い浮かべます。
  • テンポがふらつく。 簡単な小節は速くなり、難しい小節は遅くなります。足で拍をつかまえます。
  • 間違えたら最初からやり直す。 止まらずそのまま続けます。完走が目標です。
  • クイックチェンジを見落とす。 2小節のD7を抜かしやすいです。地図をもう一度目で確認します。