Riff

Month 1 — リズム:ブルースの体 · 1週目

ダブルストップの手の形 — 二音を一つのように

約50分

理論 · 解説

昨日作ったシャッフル・フィールの上に、今日はいよいよ『音』を乗せます。でも一音ではなく、二音を同時に押さえて鳴らすのが今日の主役、ダブルストップです。二本の指が一つの音のようにぴたりと鳴ると、薄かった開放Aが急に厚くて詰まったブルーストーンに変わります。一音のときより音の重みがぐっと乗り、バンドの中でも自分のリズムがはっきり聞こえるのが大きな魅力です。

今日使う二組はきっちり決まっています。ルート(R)は必ず5弦開放Aで敷き、その上に4弦2フレットの5度(E)を人差し指で乗せれば『ルート+5度』ダブルストップの完成です。これがブギー・リフの最も安定した骨格になります。

ルート+5度の手の形から目で覚えていきましょう。

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A double stop — root + 5th

開放A + 4弦2フレット。 6・3・2・1弦はミュート、二音だけをはっきりと。

ここから4弦の指だけを2フレット(5度)から4フレット(6度)へ少し広げれば、弾む『ルート+6度』ダブルストップになります。5度は人差し指、6度は薬指で押さえると、あとでb7まで伸ばすのが楽です。二つの形を手が覚えるよう、手の形ダイアグラムを目に焼き付けておきましょう。

最初は二本の弦が一緒に鳴らなかったり、隣の弦が連れて鳴ったりします。まったく普通です。指先を立ててはっきりした二音だけを残せば、一つに溶け合った音が出ます。この手の形一つで、明日習うブギー・リフは半分完成したようなものです。しかもこの二つの手の形は、これから習うすべてのブギーとリフの出発点なので、今日覚えておけば長く心強いです。

目で見る

二つの手の形を並べて見ましょう。まず『ルート+6度』 — 4弦だけを4フレットへ移した、弾んで明るい音です。

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A double stop — root + 6th

開放A + 4弦4フレット(薬指)。 5度より一つ広がります。6弦は親指で軽くミュート。

では二つのダブルストップを交互に弾いてみましょう。ルート+5度 → ルート+6度の順で、一音ずつはっきりと。

= 70102020404
Root+5 and Root+6 double stops

BPM 70、正拍で。 二音が同時に鳴るか耳で確かめながら一音ずつ。

今日の練習

0〜10分 · ウォームアップ BPM 60。昨日の開放Aシャッフルで手をほぐしつつ、右手が5弦・4弦の二本だけを正確に弾いているか確認します。要らない弦には触れない

10〜20分 · 頭のトレーニング(今日のターゲット=二つの手の形の切り替え) 5度(2フレット)と6度(4フレット)の間を、薬指だけ開いて閉じ、音を出さず手の形だけ往復します。

下のゆっくり版で、二音が一緒に鳴るか確認します。

= 6010204
Double stops — slow (half notes)

BPM 60、二分音符で。 ルート+5度、ルート+6度をそれぞれ長く。二音のバランスを聴きます。

20〜40分 · 実践ダブルストップ(BPM 70) ルート+5度とルート+6度を交互に途切れず転がします。二音が一つのようにぴたりと合うかを見ます。

40〜50分 · 録音/セルフフィードバック(推奨) 30秒録音してチェック:二音が両方鳴っているか隣の弦のノイズがないか

今日の完了基準: ルート+5度、ルート+6度のダブルストップを、BPM 70で隣弦のノイズなくはっきり交互に押さえられる。

ダブルストップでよくつまずくところだけをピンポイントで拾いました。

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4th string reach — 5th (fret 2) to 6th (fret 4)

4弦だけ移動。 5度(2フレット)↔6度(4フレット)、5弦開放Aはそのまま保ちます。

  • 一音しか鳴らない。 指先が寝ているか力不足です。先を立てて二本の弦に均等に力を入れます。
  • 隣の弦が連れて鳴る。 6・3弦が開いて唸ります。押さえる指の側面と右手で軽くミュートします。
  • ルートが揺れる。 5弦開放を逃すと根が消えます。開放Aは常に鳴らしておきます。
  • 手首が固まる。 5度↔6度の切り替えが硬いなら、薬指だけ柔らかく開いて閉じます。