理論 · 解説
昨日はR–5–8でひとつのコードをぽんぽん転がしましたね。でも曲はひとつのコードにとどまりません — コードが変わるたびにルートを新しい場所へ移して航海してこそ、本物の曲になります。今日の進行はE–C–G–D、ひと小節にひとコードずつ回る4つのコードです。4つのコードがそれぞれ違って聞こえても、あなたのやることはいつも同じ — 各コードのルートを正確に押さえることです。
4つのルートの場所を覚えておきましょう。Eは開放4弦、Cは3弦3フレット、Gは4弦3フレット、Dは3弦5フレットです。この進行は実は入門エレキの卒業曲と同じ進行です — ギターを弾く友だちがコードを押さえれば、あなたはルートで支えてすぐに合奏になります。
今日の本当の目標は止まらないことです。小節が変わる境目で手がもたつくと、曲がぷつっと切れます。コツは1拍先に次のルートを準備すること — 今の小節の最後の音を弾きながら、目と手はもう次の場所へ向かいます。間違えても止まらず次の小節へ流れていくのが今日のすべてです。ひと小節でつまずいても、次の小節の最初の拍はいつも新しく始めるチャンスです。
今日も4弦でも5弦でも運指は同じです。5弦なら低音B(5弦)を親指で眠らせておきます。4週間前は開放弦ひと音がすべてだったのに、今日は4つの場所を航海する手です — ゆっくり、途切れない流れからつくりましょう。4つの場所さえ手に入れば、この手でどんな曲でもルートで追えます。
目で見る
今日は4つのコードをルートで航海する2つの例を見ます。まずひとコードずつ全音符で4つの場所をゆっくり覚え、次に4分音符で転がして途切れない流れを手に刻みます。各例を4弦・5弦の2バージョンで載せました。
例1 — ルート航海(ゆっくり)。 E→C→G→Dをひと小節にひとつずつ、全音符で長く。音を鳴らしているあいだに手は次の場所を前もって探しておきます。最後の緑のDに着地します。
▶ BPM 75、4弦。 青のルート4つをひと小節にひとつずつ。E(4弦)→C(3弦)→G(4弦)→D(3弦)、最後の緑のDに着地。
▶ BPM 75、5弦。 運指は4弦と同じ。低音Bは親指で覆って眠らせておいてください。
例2 — 4分音符で航海(今日の完成物)。 今度は各ルートを4回ずつ4分音符で。小節が変わる境目で拍を押し込まず次のルートへ渡ります。
▶ BPM 80、4弦。 各コードのルートを4回ずつ。小節の最後の音で次の弦を前もって準備して途切れなく。
▶ BPM 80、5弦。 音と位置は4弦と同じ。低音Bはずっと眠らせておいてください。
今日の練習
0〜7分・ウォームアップ 昨日のR–5–8をBPM 60でまた転がします。オクターブ・ボックスがきれいかを確かめながら手を温めます。
7〜17分・今日の技術 例1(ルート航海)をBPM 75で繰り返します。手が4つの場所へ正確に移るか、1拍先の準備ができるかを見ます。
17〜27分・応用(今日の完成物) 例2(4分の航海)をBPM 75で4回 → 境目で途切れなければBPM 80に上げて4回。4弦で覚えたら、5弦でも同じ感覚を確認します。
27〜30分・チェック 今日届いたBPMを書き留め、30秒録音して4つのコードを止まらず通過できたかを聴いてみましょう。
今日の完了基準: 4コード進行E–C–G–Dをルートで、小節の境目で止まらずに4弦・5弦の両方で75〜80で途切れなく通過できる。
- 転換で拍が遅れる。 次のコードの最初の音が遅いと流れが切れます。今の小節の最後の音で次の弦・フレットを前もって押さえておいてください。
- 間違えると止まってしまう。 ひと音間違えたくらいで止まると曲が死にます。間違えた音は流して、次のルートへ進み続けてください。
- GとCを混同する。 どちらも3フレットで弦だけが違います — Gは4弦、Cは3弦。弦番号で見分ける習慣をつけましょう。
- 低音Bの油断(5弦)。 場所を移すあいだずっとBは親指で覆っておいてください。航海に集中してBを逃すと低音が漏れます。