Riff

Month 2 — チェンジの航海:ii-V-Iから卒業進行まで · 7週目

8分音符のフィル — 弱拍の二音で次のコードへ橋を架ける

約50分

理論 · 解説

昨日は4分音符の間にゴースト一音をそっと入れました。今日はその小さな一歩を8分音符のフィルに育てます。フィルとは、弱拍の4分音符一つを二つの8分音符に割って、次の目標音へつなぐ小さな継ぎ目です。4分音符一つが二つの8分音符に分かれると、その短い区間だけ音が詰まり、リズムが一瞬前へ転がるような生気が出ます。この詰まりとまっすぐな4分音符の対比が、歩みに表情を作ります。一歩が二歩に分かれ、次のコードへなめらかに渡ります。

いちばん自然な場所は4拍目です。小節の最後の拍で4分音符一つを二つの8分音符に割り、次の小節のルートへ半音ずつ這い上がるようにつなぎます。今日の例は♭7 E♭から半音上のEへ上がり、次の小節のルートFに着地します。二つの8分音符が階段のように次の音を予告しますフィルは「次が来る」という合図です。

もちろん順序はそのままです。4分音符の骨組みが先、フィルは最後の拍だけにそっと。フィルが多くなると歩みがおしゃべりになります。フィルを控えめに使うほど、いざフィルが出たとき、その二歩がはっきり爽やかに聞こえます。1小節にフィルは一つで十分です。

まず、今日のフィルが這い上がる道 — ♭7 E♭ → E → オクターブF — を2弦で見てみましょう。

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Chromatic fill climbing to octave F — 4-string

4弦. ♭7 E♭(2弦1フレット)→ E(2弦2フレット)→ オクターブF(2弦3フレット)へ、4拍目の二つの8分音符が半音ずつ這い上がって次のFに届きます。

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Chromatic fill climbing to octave F — 5-string

5弦. 位置は4弦と同じです。低音B弦でより低いFも見当をつけられます。

目で見る

では、今日の完成物、8分音符のフィル・ウォーキング1小節です。F7を4分音符で歩き、最後の4拍目を二つの8分音符に割って次のルートへつなぎます。4拍目の二歩が次の小節へ橋を架けます。各例は4弦・5弦の2バージョンです。

= 80Swing 8ths1R35b7E15312
Eighth-note fill walk (F7) — 4-string

BPM 80、4弦、スイング. 1拍目F(ルート)→ 2拍目A(3度)→ 3拍目C(5度)→ 4拍目は二つの8分音符E♭(♭7)+E(半音)です。最後の二歩が次の小節のFへ階段を架けます。

= 80Swing 8ths1R35b7E15312
Eighth-note fill walk (F7) — 5-string

BPM 80、5弦. 音と位置は4弦と同じです。低音B弦で低域をさらに支えられます。

今日の練習

0〜10分・ウォームアップ 昨日のゴースト・ウォーキングをBPM 72で一度歩き、4分音符の骨組みの感覚を呼び戻します。

10〜20分・ブレイントレーニング 下の準備例で8分音符のフィル・ウォーキングをBPM 60のゆっくりしたスイングで押さえます。4拍目の二つの8分音符が半音ずつはっきり上がるかを音で確かめます。

= 60Swing 8ths1R35b7E15312
Eighth-note fill walk (F7), slow — 4-string

BPM 60、4弦. 8分音符のフィル・ウォーキングをゆっくり。3拍目まで4分音符で歩き、4拍目だけ二つの8分音符にそっと割ります。

= 60Swing 8ths1R35b7E15312
Eighth-note fill walk (F7), slow — 5-string

BPM 60、5弦. 音と位置は4弦と同じです。

20〜40分・実践 上の8分音符のフィル・ウォーキングをBPM 80で繰り返します。1〜3拍は揺れない4分音符、4拍目だけが二歩に分かれるかを観察します。4弦で覚えたら5弦でも確かめます。

40〜50分・録音/フィードバック 8分音符のフィル・ウォーキング1小節を2〜3周止まらずに録音します。聴き返してフィルが次の小節へ自然につながるか、4分音符の骨組みが揺れないかを確かめます。

今日の完了基準: F7の4分音符ウォーキングの4拍目を二つの8分音符に割り、半音ずつ次のルートへつなぐフィルを4弦・5弦で歩ける。 — 今日の完成:8分のフィル。

  • フィルをどの拍にも入れてしまう。 フィルは次へ渡る橋なので、4拍目に置くのがいちばん自然です。1〜2拍に入れると歩みが急いで見えます。最初は4拍目だけに置く習慣をつけます。
  • 二つの8分音符が急いでくっつく。 スイングでは前の8分が少し長く、後ろの8分が少し短めです。二音を同じ長さでぴったりくっつけると硬くなります。前の音に軽くもたれてから後ろの音へ移ります。

今日のフィル、4拍目で半音ずつ上がる二歩を目に刻んでおきましょう。E♭からオクターブFまで、短い階段一つが次の小節を呼び込みます。

12345GDAEb7ER
The two-note fill on beat 4 — 4-string

4弦. 4拍目の二つの8分音符フィルです。♭7 E♭(1フレット)→ E(2フレット)へ上がり、オクターブF(3フレット)を呼び込みます。

12345GDAEBb7ER
The two-note fill on beat 4 — 5-string

5弦. 位置は4弦と同じです。低音B弦で低域をさらに支えられます。

  • 今日の自分をほめましょう。 ゴーストに続いて、今度は8分音符二音で次のコードへ橋を架けられます。明日はこの二音をハンマリングでなめらかに流します。