Riff

Month 2 — バウンス:16分をスウィングしゴーストで埋めてねばるグルーヴを録音する30日 · 8週目

要素の総合 — スウィング16・ゴースト・レイバックを一つのグルーヴに

約50分

理論 · 解説

いよいよカリキュラムの最終週です。2か月前はシャッフルすらぎこちなく手が固まっていたのに、今日からはこれまで学んだすべてを一つのグルーヴに溶かし込みます。スウィング16のロング-ショートの転がり、ゴーストの乾いた「チャッ」、レイバックの後ろに寝る余裕 — この数週間で一つずつ別々に身につけた感覚を、いよいよ一か所に集める番です。それぞれはもう手に馴染んだので、今週はそれをつなげるだけです。

今日の目標は総合バウンス・グルーヴの草案です。開放Eのルートをグルーヴの骨格に置き、音と音の間の空きマスはゴーストで埋め、5度(3弦2フレット)とb7(3弦5フレット)を一度ずつ乗せます。ルートは拍の後ろに少し寝かせ、ゴーストはルートよりずっと小さく転がすのがポイントです。三つの要素が一小節の中でぶつからず自然に混ざって流れるのが今日の核心です。

最初から全部を完璧に入れようと焦らないでください。名前のとおり草案なので、少し粗くても大丈夫です。まずルートとゴーストだけでバウンスの骨格をしっかり立て、その流れが楽になったら5度とb7を一つずつ乗せます。三つの要素を一度に完璧にしようとして拍が揺れるより、骨格から順に転がすほうが結局は速いです。

BPM 72のゆったりしたテンポで一小節を楽に回します。2か月間積み上げた勉強がまさにこの一小節に集まり始める瞬間です。今週が終わると、みなさんは次のトラックスラップ・ウォーキング・ベースへ進みます。今日はその卒業グルーヴの最初のスケッチを描く、わくわくする初日です。

目で見る

今日のビジュアル資料は総合バウンス・グルーヴの草案一小節です。4弦・5弦で並べて見ます。スウィング16・ゴースト・レイバックが一小節に初めて一緒に収まります。

ルートでバウンスを踏み、ゴーストで空きマスを埋め、5度・b7を一度ずつ乗せた一小節です。三つの要素が混ざった最初のグルーヴができあがります。

= 72Swing 16ths1R5Rb7500200502
Bounce draft groove (E) — 4-string

BPM 72、スウィング16・レイバック。 ルートで骨格を踏み、ゴーストは小さく転がします。5度b7は一度ずつ乗せてバウンスを彩ります。

= 72Swing 16ths1R5Rb7500200502
Bounce draft groove (E) — 5-string

5弦。 音と位置は4弦と同じです。使わない低音Bは親指で覆っておきます。

今日の練習

0〜10分 · ウォームアップ この数週間の感覚をBPM 65で軽くよみがえらせます。スウィング16のロング-ショート、ゴーストの乾いたチャッ、レイバックの後ろ寝を一つずつ短く触れて手をほぐします。

10〜20分 · 頭のトレーニング 三つの要素をとてもゆっくり一小節の中に置いてみます。ルートが拍の後ろに寝て、ゴーストがルートより小さく鳴っているか確認しながら地図を頭に描きます。

20〜40分 · 実践(総合グルーヴの草案) 総合バウンス・グルーヴの草案BPM 72で反復します。まずルートとゴーストで骨格を立て、楽になったら5度・b7を乗せます。4弦で覚えたあと5弦でも確認します。

40〜50分 · 仕上げ 草案を頭から終わりまで数回回して粗い部分をならします。今日は完成ではなく方向を定める日です。

今日の完了基準: スウィング16・ゴースト・レイバックを一小節の中に混ぜて総合バウンス・グルーヴの草案をBPM 72で途切れず回せて、4弦・5弦のどちらも押さえられる。

  • 三つを一度に完璧に。 草案は粗くて大丈夫です。骨格から立てて色は後で乗せます。
  • ゴーストが強すぎる。 ゴーストは乾いたチャッです。ルートと同じ大きさだとグルーヴが重くなります。
  • レイバックが遅くなる。 位置だけ後ろへです。テンポまで遅らせるとただの遅い演奏になります。
  • 5度・b7の位置を混同。 5度は3弦2フレット、b7は3弦5フレットです。手の形で覚えます。
  • 低音Bの油断(5弦)。 使わない低音Bは親指で覆っておきます。