理論 · 解説
3週目の最終日です。今週移動して回った三つの位置を、今日一つの12小節シャッフル・ラインとして完成させます。I(E7)から始めてIV(A7)・V(B7)を回り、また元の位置へ — いよいよブルース一周が手に入ります。シャッフル&バウンスを始めた初日の開放E一音が、いまや十二小節のラインへと育ちました。
ピンで固定する完成物はブギー移動(E7→A7)の二小節です。1小節目はE7(4弦ルート)、2小節目はA7(3弦ルート) — 同じブギーの手の形が一弦上へ移っただけです。この移動が12小節全体の種です。この二小節さえなめらかなら、残りの移動はすべて同じ原理で自然に解けます。
この移動を十二の位置に広げると12小節シャッフル・ラインになります。| E7 | A7 | E7 | E7 | … 順番に沿ってブギー・フォームを移せば、止まらず一周が転がります。B7が出てくる最後の行が一周の結び目です。その結び目を過ぎてまたE7へ戻ると、一曲が自然に最初へつながります。
メトロノーム80が今週の目標ですが、数字より途切れない流れが先です。70で一周がなめらかに回れば、80でぶつぶつ途切れるよりいいです。流れが生きていれば、速度はあとから自然についてきます。5弦なら運指は同じで、低音Bだけ寝かせます。笑顔で3週目を締めくくります — 一つの階段が、いよいよ曲一周になりました。
目で見る
今日は二つです。まず今週のピン完成物ブギー移動(E7→A7)を固め、次にその移動を広げた12小節シャッフル・ラインを通過します。各例は4弦・5弦の二つのバージョンです。
まず今週のピン、ブギー移動(E7→A7)です。1小節E7から2小節A7へ、同じ手の形が一弦上へ移ります。
▶ BPM 80、シャッフル。 1小節E7(4弦ルート)、2小節A7(3弦ルート) — 同じブギーの手の形が一弦上へ移ったもの。B7は3弦2フレットルートで同じフォーム。
▶ 5弦。 音と位置は4弦と同じです。低音Bは親指で覆うか、Bルートでもっと重いバージョンも試します。
今度はその移動を十二の位置に広げた12小節シャッフル・ラインです。I-IV-Vの順番に沿ってブギー・フォームを移しながら一周を止まらず通過します。
▶ BPM 80、シャッフル。 E7・A7・B7の位置でブギーの階段をそのまま移して十二小節を埋めました。最後の行のB7が一周の結び目です。
▶ 5弦。 音と位置は4弦と同じです。低音Bは親指で覆って漏れないようにします。
今日の練習
0〜10分 · ウォームアップ 今週の三つのブギーをE・A・Bの順でBPM 60に転がして手をほぐします。三つの位置が全部出るか確認します。
10〜20分 · 頭のトレーニング ブギー移動(E7→A7)をとてもゆっくり辿り直します。ルートが4弦から3弦へ渡る継ぎ目がなめらかか確認します。
20〜40分 · 実践(今週の完成物) ピン固定の12小節シャッフル・ラインをBPM 80で反復します。コードが変わっても止まらず一周が回るのが目標です。4弦で覚えたあと5弦でも確認します。
40〜50分 · 録音・フィードバック 30秒録音して12小節がBPM 80で途切れないか聴いてみます。今週到達したBPMも記録します。
今日の完了基準: ブギー・フォームをI-IV-Vに移して12小節シャッフル・ラインをBPM 80で止まらず、4弦・5弦のどちらでも一周通過できる。(3週目完成!)
- 最後の行でこじれる。 B7-A7-E7-B7の順番が混ざりやすいです。三つのまとまりに分けて順番を体に刻みます。
- 80で切れる。 速度を上げるとチェンジが遅れがちです。70でなめらかに回ったあとゆっくり上げます。
- チェンジでロング-ショートがのっぺりする。 コードが変わる小節でシャッフル・フィールを失いやすいです。継ぎ目でも前の音を長く守ります。
- 低音Bの油断(5弦)。 一周回る間ずっと、使わない低音弦は親指で覆っておきます。