理論 · 解説
昨日はルートと5度で最初の二段を置きました。今日はその上に二段を足して、R-5-6-b7で階段を跳ねて上ります。この上行の動きこそシャッフル・ブルースの骨格、ブギー・ウォークです。ルートから一段ずつ上へ歩いて上る手の形を、今日まるごと覚えます。
新しく足す二つの音は6度とb7度です。6度はC#(3弦4フレット)、b7度はD(3弦5フレット)です。昨日覚えた5度B(3弦2フレット)のすぐ上へ指が一段ずつ上ります。3弦で2・4・5フレットを順に踏めば5-6-b7が完成します。
右手は昨日と同じツーフィンガーで人差し指・中指を交互にします。一音が一拍ずつ、R(開放E)→ 5(B)→ 6(C#)→ b7(D)の順にきちんと上ります。まだシャッフルを強く転がすより、四つの音が階段のように均等につながることに先に集中します。指が順番を覚えれば転がりは自然に付いてきます。
このR-5-6-b7の手の形の一番の長所はどのコードへ移しても同じだということです。今日はキーEで覚えますが、ルートをAへ移せばその場で同じフォームがそのまま通じます。だから一度覚えれば一生使えます。5弦なら運指は同じで、低音Bだけ寝かせておけばいいです。速度は忘れて、階段をきちんと踏むことから体に刻みます。
目で見る
今日は二つです。まずブギー・ウォークの手の形(R-5-6-b7)を指板でまるごと見て、次にその四つの音を一拍ずつ上行で上ります。各例は4弦・5弦の二つのバージョンです。
まずブギーの手の形マップです。青三つがルート・5度・6度、無色一つがb7度(D)です。4弦開放から3弦の2・4・5フレットへ続く階段です。
▶ 4弦。 ルートE(4弦開放)→ 5度B(2フレット)→ 6度C#(4フレット)→ b7 D(5フレット)。指が踏む場所を目に焼き付けます。
▶ 5弦。 位置は4弦と同じです。低音Bは寝かせておき、四つの階段だけに集中します。
今度はブギー上行です。一音が一拍ずつ、Rからb7まで階段を歩いて上ります。四つの音が途切れずつながる流れを感じます。
▶ BPM 70、シャッフル。 R(E)→ 5(B)→ 6(C#)→ b7(D)を一拍ずつきちんと。ロング-ショートのフィールをほんの少し乗せて階段を上ります。
▶ 5弦。 音と位置は4弦と同じです。低音Bは親指で覆い、上行の間ずっと漏れないようにします。
今日の練習
0〜10分 · ウォームアップ 昨日のR-5シャッフルを開放EでBPM 60に転がして手をほぐします。ロング-ショートが生きているか確認して始めます。
10〜20分 · 頭のトレーニング 音を出さずR-5-6-b7の手の形だけとてもゆっくり押さえて上ります。指が2・4・5フレットの順番を覚えているか目を閉じても確認します。
20〜40分 · 実践 ブギー上行をBPM 70で反復します。四つの音が階段のように均等につながるのが目標 — 速くしようとしません。4弦で覚えたあと5弦でも同じ手の形を確認します。
40〜50分 · 録音・フィードバック 30秒録音して四つの音がはっきり階段のように上るか聴いてみます。今日到達したBPMも記録します。
今日の完了基準: R-5-6-b7のブギー上行をBPM 70で四つの音が均等につながるように、4弦・5弦のどちらでも上れる。
- 6度とb7が紛らわしい。 4フレットと5フレットが隣り合うので位置を外しやすいです。とてもゆっくり2・4・5フレットを押さえて順番を固めます。
- 上るほど速くなる。 階段の上の方で急ぎがちです。四つの音の間隔を同じに保ちます。
- 音が途切れる。 指の到着が遅れて階段の間が空きます。次の音を先に準備してつなげて踏みます。
- 低音Bの油断(5弦)。 手が3弦の上の方まで忙しくなってもBは親指で覆っておきます。