Riff

Month 1 — ボイシング & ムーブメント · 3週目

完成! クロマチック・アプローチ・ヴァンプ — Dm9 → Ab13 → G13

約50分

理論 · 解説

3週目の舞台です。今週ずっと練習した 半音上のアプローチスライド を、シグネチャー・ヴァンプに注いで完成させます。同じDm9 → G13なのに、半音上からすべり込む一手で、すっかりネオソウルらしくなるのを今日は手で確かめます。1小節はホームコード Dm9、2小節は Ab13 → G13 クロマチック・アプローチです。

鍵は2小節です。目標 G13 の半音上 Ab13 を短く押さえてから、半音下へすべって着地します。このクロマチック一つが、のっぺりした進行をなめらかな流れに変えます。今週学んだアプローチコード・スライド・挿入が、この二小節にすべて詰まっています。

今日は速さより すべりと着地 です。BPM 75 でやさしく転がしつつ、アプローチを短く押さえて目標へ溶かします。クロマチック・アプローチ・ヴァンプが途切れず丸く転がれば、3週目は完成です。まず1小節 Dm9 から手に乗せます。

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Dm9 grip — bar 1

1小節はDm9。 5弦5フレットのルート、2弦の9度がふわりとした色を出します。

目で見る

2小節の主役は アプローチコードAb13 です。目標G13のちょうど半音上、6弦 4フレット に乗せてから、すぐにすべり降ります。この一つのグリップが、今週のシグネチャーの出発点です。

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Ab13 grip — bar 2 start

アプローチコードAb13。 6弦4フレットのルート、半音下へ押す準備をします。

さあ二小節を一つにつないだ 完成したクロマチック・アプローチ・ヴァンプ です。今週の結果物が下にすべて詰まっています。1小節の安定、2小節のすべる着地が一つの流れでつながります。

= 751535544563345
Dm9 - Ab13 to G13

BPM 75。 2小節で Ab13(6弦4フレット)を短く押さえ、半音下のG13(3フレット)へスライドするように押し下げます。すべる着地がネオソウルの味。

今日の練習

0〜10分 · ウォームアップ BPM 65。 Dm9とAb13 → G13スライドを交互に押さえて手を温めます。2小節の半音スライドをもう一度呼び戻します。

10〜20分 · 頭のトレーニング(アプローチの場所確認) 音を出さず左手だけでヴァンプを描きます。1小節の Dm9、2小節の Ab13 → G13 アプローチの場所を目で確認します。

20〜40分 · 実践クロマチック・アプローチ・ヴァンプ(BPM 75) 下の四小節を 途切れず 繰り返します。2小節ごとにすべる着地がはっきり聞こえるかだけを見ます。

= 751Dm9sl.3Ab13G13Dm95355445633455355sl.4sl.3Ab13G1344563345sl.
Chromatic approach vamp x2

BPM 75。 クロマチック・アプローチ・ヴァンプを二周まわします。2小節ごとにスライド着地を逃さないように。

40〜50分 · 録音/セルフフィードバック(推奨) 30秒録音して聞き返します。1週目ののっぺりしたヴァンプと今日のクロマチック・アプローチ・ヴァンプ、流れがどれだけ変わったか比べます。

今日の完了基準: クロマチック・アプローチ・ヴァンプ(Dm9 → Ab13 → G13)をBPM 75で途切れず繰り返し、2小節のスライド着地をはっきり聞かせられる。(3週目完成!)

クロマチック・アプローチ・ヴァンプ を転がすときによく出るミスだけを挙げます。

34567eBGDAEAb 13G 13Ab 3G 3
Approach map — Ab13 to G13

▶ 2弦6→5フレットがAb→Gの13度、3弦5→4フレットが各コードの3度です。

  • アプローチが長い。 Ab13は前2拍だけ短く。長く引きずるとすべりでなくコード交換に聞こえます。
  • 着地がのっぺりする。 スライドで指を付けたまま押してこそ、二つのコードが一本の線でつながります。
  • 1小節で遅れる。 Dm9の終わりにあらかじめ6弦へ手を移せば2小節が遅れません。
  • 速くすると汚くなる。 BPMを65に下げてまずすべりを取り戻します。