Riff

Month 1 — 6・5弦ルートでコードを「組み立てる」 · 2週目

5弦ルート(Aフォーム)の解剖 — 家を5弦へ移す

約50分

理論 · 解説

先週はずっとルートが6弦にありました。今週はなぜその家を5弦へ移すかというと — ルート弦を1つ自由にするだけで、指板全体がぐっと開くからです。安心して、ルールは1つも変わりません。相変わらず「ルートの上に3度・5度を乗せる」です。ただルートが別の弦へ行くと、3度・5度も新しい場所へ付いて移るので、今日はその新しい地図を目に馴染ませる日です。

例は5弦3フレットにルートを置いたCメジャー(Aフォーム)。指が押さえる場所を度数で1つずつ分解すると:

  • R(ルート) — 5弦3フレット(C)。今週の新しい家。
  • 5(5度) — 4弦5フレット(G)。ルートのすぐ上の弦。
  • R(ルート) — 3弦5フレット(C)。オクターブ上のルート。
  • 3(3度) — 2弦5フレット(E)。今日の表情担当(緑)。

そして6弦は使いません。 ここでAフォームの新しい習慣が1つ生まれます — 6弦を確実に殺すこと。ルートより低い弦が漏れて鳴るとコードが濁ります。親指で軽く覆うか、ルートを押さえる指先で6弦に触れてミュートして。最初は気にすることが1つ増えたようでも、数日で手が勝手にやってくれます。

目で見る

5弦にルートを置いたCメジャー(Aフォーム)。6弦・1弦は✕(ミュート)、緑が2弦の3度(E)です。

例1 — R・3・5確認ライン。 新しい配置で3つの材料を1音ずつ押さえます。ルートが5弦に下りた分、3度・5度の場所も昨日と違うことを目と耳で確認。

BPM 70。 「ルート(5弦)→ 3度(2弦)→ 5度(4弦)→ ルート(3弦)」。ルートが5弦だという感覚を手に植えて。4回反復。

例2 — Cコンピング・リズム+6弦ミュート。 示された音ごとにCコード全体をストロークしますが、6弦は絶対に鳴らさないまま。8分休符のあとパームミュートでグルーヴを作ります。

BPM 75、4回反復。 ルート(5弦)でグルーヴをつかみつつ、ストロークが6弦へ漏れないか確認し続けて。慣れたらルートを5弦5フレット(D)に移して同じリズムで。

34567eBGDAE1R253R43
C major — 5th-string root (A-form)
3555
C chord tones (R·3·5) — staff + tab
333
C comping rhythm (mute 6th) — staff + tab

今日の練習

0〜10分 · ウォームアップ C(Aフォーム)を押さえ、5弦から2弦まで1本ずつ鳴らします。最優先チェックは6弦と1弦が確実に死んでいるか。使う4本だけきれいに。

10〜20分 · 脳トレ(今日のターゲット=3度E) 例1を押さえてR・3・5を声に出し、2弦5フレットの3度(E)だけを何度もピンポイントで。ルートが5弦のとき3度がどこへ行ったかを目を閉じて押さえられれば合格。

20〜40分 · 実戦伴奏(例2コンピング / 70〜80 BPM) 例2をBPM 75で4回反復。 ストロークのたびに6弦が死んでいるか意識。慣れたらルートだけ5弦5フレット(D)に移して同じパターンを応用。今日は「ルートが5弦」という新しい座標に手を慣らす日。

40〜50分 · 録音・セルフフィードバック(推奨) Cコンピングを30秒録音。チェック:低音6弦が漏れて鳴っていないか、4本がはっきりしているか。6弦が鳴ったらミュート指の位置を明日修正。

今日の完了基準: C(Aフォーム)を6弦ミュートしたままきれいに鳴らし、5弦ルート基準でR・3・5を目を閉じて押さえられる。

  • 6弦が漏れて鳴る。 Aフォーム最大の敵です。ルートを押さえる指先を少し寝かせて6弦に触れさせるか、親指で覆って。
  • 6弦フォーム(先週)と混同。 ルート弦が変わると3度・5度の場所も全部移動します。「形」ではなく「ルートは何弦?」で。
  • Aフォームバレの痛み。 最初は指が痛い。無理に全部押さえず、今日は4弦(5・4・3・2)がきれいなら十分。
  • 3度を聞き流す。 2弦の3度(E)は明日マイナーへ行くとき動く音。先に目印を。