Riff

Month 2 — 表現するリード:ブルースの声 · 5週目

ボックス1の中で短いフレーズを作る

約50分

理論 · 解説

ボックス1も覚えたし、ブルーノートも手に入れました。でも、スケールを上下になぞるだけでは、まだ「練習」であって「音楽」ではありません。今日からはボックス1の中で短いフレーズを作ってみます。フレーズとは、3〜4個の音を選んで、一つの短い言葉のようにつないだものです。一文を話すように、いくつかの音で小さな物語を作るのです。スケールが材料なら、フレーズはその材料で作った一皿の料理です。

ブルースは会話だと言いましたね。フレーズにも質問と答えがあります。音が上へ上がると、どこか「浮いた」感じ、つまり質問になります。逆に音が下りてきて、ルートや5度のような安定した音に着くと、それが「答え」になって気持ちが落ち着きます。だから良いフレーズはたいてい安定した音で終わります。終わりの音一つをうまく選ぶだけで、フレーズが完成した感じになります。質問ばかり投げると聞く人が落ち着かず、答えばかり続くと退屈します。この二つを交互に出すのが、まさにブルースの押し引きです。

たくさんの音は必要ありません。音三つで十分すてきなフレーズになります。むしろ音を惜しむほど、一つ一つがはっきり聞こえます。今日はボックス1の真ん中の場所 — 4弦のルートA(7フレット)の近く — で小さなフレーズを作ってみます。間違えても大丈夫です。音をいくつか選んでルートに戻ること、それが今日のすべてです。さあ、まずはとても短い三音のフレーズから聴いてみましょう。

= 70Swing 8ths14b3R757
A tiny 3-note phrase — 4 b3 R

短いけれど、これはもうフレーズです。 4(D)からb3(C)へ下りて、ルートAに着地します。三つの音が一つの短い文のように聞こえます。

目で見る

もう少しはっきりしたフレーズを見ていきます。今度はルートから上へ上がる「質問」です。R→b3→4→5、四つの音が積み上がりながら緊張を重ねます。

= 70Swing 8ths1Rb3457575
The call — ascending R b3 4 5

上がっていく質問フレーズ。 4弦のルートから始まって、2弦の5度まで上がります。終わりが「浮いた」感じになれば成功です。

この質問にはまだ答えがありません。次はこのフレーズを受けて、ルートへ下りて答えを作ります。

今日の練習

0〜10分・ウォームアップ BPM 70。ボックス1の低い弦を一小節上り下りして手を目覚めさせます。手が5フレットの位置に楽に収まっているか感じます。

= 70Swing 8ths1Rb3455857
Box 1 low string warmup

BPM 70、シャッフルフィール。 6弦のルートから5弦の5度まで。軽く手だけほぐします。

10〜20分・頭のトレーニング(今日のターゲット=ルートに着地) どの音でフレーズを終えるか先に決めます。終わりの音はルートAか5度にすれば失敗しません。

20〜40分・実戦:質問と答えを作る(BPM 70) 上がる質問、下りる答え。二小節を続けて弾いてみます。

= 70Swing 8ths1Rb34554b3R75755757
Call and answer — up then home to R

BPM 70、シャッフルフィール。 最初の小節は上がる質問、二つ目は下りる答え。最後のルートでぴたりと止まります。

質問と答えが一組に聞こえるか確かめながら、何度も繰り返します。

40〜50分・録音(今日のミッション) 質問と答えの二小節を録音します:最後のルートで気持ちが落ち着く着地が聞こえるか聴いてみます。

今日の完了基準: ボックス1の中で上がる質問と下りる答えを二小節でつなぎ、最後をルートAで安定して着地させた。

フレーズを作るときによくあるミスです。音を多く入れれば良いというわけではありません。

56789eBGDAE3R1b33415
The phrase pocket — land on R or 5

終わりはルートか5度で。 これらの場所が、フレーズが楽に休む家です。どこから始めても、ここへ戻ってくればいいのです。

  • 音を詰め込みすぎる。 三つの音で十分です。余白があってこそ、一つ一つの音が生きます。
  • どの音でも適当に終える。 終わりの音をルートか5度に決めれば、フレーズが完成して聞こえます。
  • 休まず弾き続ける。 音と音の間の短い静けさも、フレーズの一部です。息をつく間を与えます。
  • 間違いが怖くて同じものばかり弾く。 音の順番を少しずつ変えてみます。それが自分だけのフレーズになります。