Riff

Month 1 — クロマチックからパワーコードまで、手をつくる30日 · 4週目

卒業 — 完成曲を録音する日

約30分

理論 · 解説

おめでとうございます。今日は卒業する日です。4週間前の初日を思い出してください — 開放弦ひとつきれいに鳴らすのも大変でした。でもいまのあなたは、パワーコードを積み、リズムに表情をつけ、ヴァースとコーラスをつなぎ、ペンタトニックまで味見しました。今日はそのすべてを集めて1曲を最初から最後まで完成させます。これ全部がたった4週間で手に入ったなんて、驚きじゃないですか?うまく弾くのが目標ではなく、止まらずに最後まで行くのが目標です。

今日の完成曲は4つのコードが回るコーラスです — E5→C5→G5→D5。1小節に1コードずつ、ダウンストロークで開いて鳴らします。この4コードのループは、じつは数えきれない名曲の骨格です。〈Smells Like Teen Spirit〉や〈Song 2〉のような曲が、まさにこういう進行の上で転がっています。コードが回る順番さえ覚えれば、あとはもうあなたの手が全部知っています。タブはそれぞれ好きな曲でつないでいけばOK — 今日この手が、その曲たちの扉を開いてくれます。

最後のミッションは録音です。完成曲を最初から最後まで一度録音して、今日の自分を4週間前の自分に聴かせてあげてください。完璧でなくて大丈夫。最後まで止まらずに行けたなら、それはもう立派な卒業作品です。数か月後に聴き返せば、今日のこの録音がどれほど大切か分かるはずです。さあ、最後の1曲を残してみましょうか。

目で見る

完成曲に入る前に、4つのコードの転換をゆっくり予行練習します。1コードにつき2拍ずつ、フォームが変わる場所を手に入れます。

= 80102353557
Change prep — E5 C5 G5 D5

▶ BPM 80。4つのコード(E5→C5→G5→D5)を1コードにつき2拍ずつ。フォームが変わる場所をゆっくり手に入れ、最後の緑のD5に着地します。

では今月の完成曲です。1小節に1コードずつ、ダウンストロークで開いて鳴らすコーラスを最初から最後まで。

= 1001020202023535353533535353557575757
Power chord chorus loop (E5–C5–G5–D5)

BPM 100、ダウンストロークで開いて。 1小節に1コード(E5→C5→G5→D5)を4回ずつ鳴らします。ヴァースをパームミュートで刻んだあと、このコーラスで手刀を離して開いて鳴らすと、曲が「はじける」感じが出ます。無限に繰り返しても飽きない進行です。

今日の練習

0〜7分・ウォームアップ BPM 80でこの3週間のパワーコードのフォーム(E5・C5・G5・D5)を1つずつ握って離し、手をほぐします。

7〜17分・今日の技術 転換プレップをBPM 80で繰り返します。4つのコードが変わる場所で止まらずにフォームがなめらかにつながるか確認します。

17〜27分・応用(今月の完成曲) コーラス・ループをBPM 90で最初から最後まで回します → 途切れなくできたら目標BPM 100へ1段上げます。4小節を1つの流れで、ダウンストロークで開いて。

27〜30分・チェック 目標BPMで完成曲をまるごと一度録音します。4週間前の初日の自分に聴かせるつもりで。

今日の完了基準: パワーコードの曲(E5–C5–G5–D5のコーラス)を最初から最後まで止まらずに弾いて録音できる。(1か月卒業作品!)

  • コード転換で拍が遅れる。 小節が変わるときにもたつくと曲が切れます。転換プレップで変わる場所を前もって手に入れて。
  • 完璧から欲張る。 今日は傷のない演奏が目標ではありません。止まらずに最後まで行くだけで、もう卒業作品です。
  • 録音を飛ばす。 録音は恥ずかしいものではなく、成長の証拠です。1回だけ残しておくと、あとで大きな贈り物になります。
  • ダウンストロークの揺れ。 コーラスは全部ダウンで押すと音が固くなります。腕が疲れたらBPMを少し下げてもOK。

## 卒業 — 4週間の成長、そして次の旅

振り返ると、4週間で本当にたくさんのものを手に入れました。下の表にこのトラックの目標BPMをまとめました。となりの欄にあなたが実際に届いたBPMを書いておくと、次のトラックが終わるときにもう一度成長を確かめられます。

完成物目標BPM私のBPM
1週目最初の音 — 開放弦・オルタネイトピッキング60
2週目最初のリフ — 単音リフ80
3週目最初のロック・リフ — パームミュートのパワーコード・リフ90
4週目最初の曲 — パワーコードのコーラス曲100

さあ、次はどこへ? 今日の完成曲は終わりではなく始まりです。3つの道があなたを待っています。

  • ソロが良かったなら → スケール/ソロ・トラック。 今日味見したペンタトニックのボックス1を本格的にマスターし、あなたの最初のソロを完成させます。
  • リズムがしびれたなら → ファンク・リズム・トラック。 右手のグルーヴを磨いて、体が自然に揺れるリズムをつくります。
  • もっとコードを積みたいなら → コード・ビルディング・トラック。 パワーコードの先の本物のコードで曲を伴奏し、コンピングします。

どの道も、今日のこの手から始まります。4週間、本当におつかれさまでした — あなたはもうギターを弾く人です。

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